Nature ハイライト

加速器物理学:プラズマ粒子加速器の進展

Nature 603, 7899

航跡場を用いたプラズマ粒子加速は、新しい種類の粒子加速器の開発につながる可能性がある。今回R DʼArcyたちは、この技術の潜在的なボトルネックの1つである、達成可能な繰り返し率を実験的に調べている。彼らは、プラズマが粒子ビームによって生じた航跡場による摂動を受けた後の緩和時間をモニタリングし、ナノ秒スケールの緩和時間を見いだした。これは、原理的にはメガヘルツの繰り返し率を実現できるはずであることを意味している。

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