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ポリマーIRCについて

ポリマーIRC ( Polymer IRC ( Interdisciplinary Research Centre )以下IRCと略) は、 1989 年に Engineering and Physical Science Research Council ( EPSRC ) の資金的援助でリーズ、ブ ラッドフォード及びダーラムの三大学のコンソシアムとして設立され、2004 年にシェフィールド大学ポ リマーセンターが参加し、イングランドの四つの大学の高分子科学の人的資源と英知を持ち寄り、高分 子に関する基本的共通課題について大学間を超えて共同研究プロジェクトを行ったり、産業界からの持 ち寄られる高分子に関する科学と技術の疑問や問題を解決する為に、常時100 名以上の大学研究者がコ ンサルティングや受託研究などを行っています。

共同研究プロジェクトは大学のみならず企業の参加をも得て過去15 年間以上の経験があり、 えば、高分子を設計する上で重要となる分子レオロジーのソフトウェア、pom-pom モデルとして知ら れている分岐ポリマーモデルの新しい数学的手段とか、配向性高分子のホットコンパクション(この技術 はBPにより企業化)の開発などがあります。

IRCのコア技術は、エンジニアリング、特性化、理論とモデリング及び合成の分野であり、 これらのコア技術を用いて次のような共同研究プログラムを進めており、多くの研究者は一つか二つぐ らいのプログラムに参加しています。

  • 新規構造: 高分子構造を制御する事は研究プロジェクトの多くに重要で、樹状デンドリマー構造を した新規高分子構造の開発、このような構造をした高分子は次世代特殊高分子やバイオミメティクス 材料の中で重要な役割をするであろうと考えて、二つのテーマに焦点を当てています「溶液中での刺 激応答自己会合」と「濃縮溶液や溶解物中でのリオトロピック相とサーモトロピック相」

  • 反応性プロセシング: 違った性質を持った高分子の機械的ブレンドは、それぞれの高分子の特徴を 持つ新規材料を生み出すが、単純な機械的ブレンドの限界もある。この限界を解決する方法としてI RCでは安定したミクロ相構造を開発する為に、流れ、反応性及び構造の間の相関関係を定量化する 為に幅広い実験とモデリングを行っています。

  • 電子デバイス用高分子: IRCではこの分 野で数多くの研究成果があり、そのいくつか を紹介しますと、有機LEDの発色性の良い 表示板を作る為にはインクジェット法とかス クリーンプリント法がありますが問題点があ ります。最近、IRCは三種の高分子LED をそれぞれ幅10 ミクロンの溝で表面に付ける 方法を開発した。

    二番目には表示板への応用できる材料の開発も有機LEDに続いて重要な課題で、ポリフルオレン類 がその対象で広いバンドギャップの持つ特性を生かした応用を検討中である。三番目には、レーダー 活性化材料とスマート超音波材料で、軍事的応用の面で関心があります。最後の研究結果はシェフィ ールド大学で開発された溶剤フリー高分子電解質で、リチウムイオン電池に利用可能です。

  • 生体関連システム: IRCでは生物系での関心事はとしては、バイオミメティック多価電解質コム があり、多価電解質コムはブラシ状の構造をした電荷ポリマーで生体に広く分布しているがその機能 は余り理解されていないので、アグレカン-ヒアルロナン疑似複合体とムチン疑似体を高分子合成法 や合成ペプチドのグリコシル化などを方法で合成して多価電解質コムの機能を研究しています。もう 一つは細胞/ハイドロゲル相互作用、特にハイドロゲル表面への細胞の接着です。

  • マイクロスケール高分子加工(MUPP,μPP): 本プロジェクトは分子レオロジーと高分子材料 の加工プロセスの専門家の協力を得て、高分子プロセスにおける分子変化を系統的に理解して産業界 に還元する事です。MUPPの研究プログラムは既知の材料を準備し分析して、その結果をモデル計 算と比較する事なども含まれており、実際の射出成型やインジェクション成形などの加工技術を数学 的コンピューターモデルプロトコルと直接比較する事も可能で、研究を通じて分子量分布や長鎖分岐 などへ高分子加工結果(金型特性、引延し中の固化など)を数値化する事です。MUPPの研究結果は プロジェクトメンバー企業へ技術移管し、工業化レベルの結果を大学研究者にフィードバックする事 で更なるプロジェクトへ結び付けていきます。本プロジェクトは高分子加工に影響を与える分子変化 を理解する為に、英国及び海外の大学、リーズ、ブラッドフォード、ダーラム、ケンブリッジ、シェ フィールド、リーディング、オックスフォード、UCL及びTUEアインドホーヘンからの30 名以 上の研究者とBASF、Dow,DSM,Basell,ICI,Ineos,Lucite In ternational及び三菱などの産業界の参加を得て進められています。

IRCインダストリアルクラブ:

Arizona Chemical, Artenius, Bayer Materials Technology, Cytec Engineered Materials, Dow Benelux BV, DSM, DuPont Teijin Films, Huntsman Core Technology Group, Huntsman Polyurethanes, ICI, Infineum, Invista Performance Technologies, Mitsubishi Chemical, Mitsui Chemical, Procter and Gamble, Scott Bader, Smith and Nephew, Unilever Corporate Research, Unilever Port Sunlight, Vertellus Specialities (UK) Ltd. Victrex,

英国高分子展示会 ( UK Polymer Showcase ):

英国高分子展示会は2004 年にIRCにより、産業界と大学研究者が産業界の情報や最新科学技 術を一緒に自由に討議できるフォーラムとして設立されました。2004 年以来118 企業から250 名以上の 産業人の参加を含め600 名もの参加者を得ています。2007 年の展示会はロンドンファッションカレッジ で9 月に開かれました。

ポリマーIRC ウェブサイト:www.polymerirc.org


内容に関する詳しいお問い合わせは…
英国ノース・オブ・イングランド開発公社
http://www.noejapan.com
〒105-0021 東京都港区東新橋2-18-3 ルネパルティーレ汐留5F
Tel : 03-5472-3060 
Fax : 03-5472-3035 
Email : info@noejapan.com

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