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2005年
RESEARCH HIGHLIGHT



Nature Physics  1, 134 (2005) | doi: 10.1038/nphys185

カスケードおよび結合した結晶

量子カスケードレーザーとフォトニック結晶の出現は、それぞれ光の生成や操作に対して極めて貢献したが、これら2つの概念はうまく結合していない。

しかし、L. Andrea Dunbarらは今回、フォトニック結晶反射体を使ってテラヘルツ量子カスケードレーザーの性能を向上させることができることを示した(Opt. Express 13, 8960-8968; 2005)。

テラヘルツ(THz)放射線は、監視や医用画像から環境中の有害化学物質のモニタリングまで無限の可能性があるが、この周波数帯内の放射線を生成・操作するコンパクトで効果的な手段の必要によって、その用途は制限されている。量子カスケードレーザーは有望なTHz発生源であるが、そこから放出される放射線を導くのはむずかしい。

しかし、量子カスケードレーザーキャビティの端でTHz周波数を反射するために調整される二次元フォトニック結晶を使用することによって、Dunbarらは単純な一次元ブラッグ反射体によって形成されたキャビティより操作性が向上していることを示した。さらに研究を進めることで、放出された放射線を十分集束させることが期待される。

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