Perspective

ゲノム配列に関する最小限情報(MIGS)の仕様

Nature Biotechnology 26, 5 doi: 10.1038/nbt1360

ゲノムデータが急増する現状に対処するには、データをコンピュータ可読な標準形式で収集することが急務である。標準化活動はオープン・アクセス環境の下に国際活動を行っている機関の賛助によって進めなければならない。ゲノム研究の適切な記述方法の開発に取り組むため、我々はゲノム標準化コンソーシアム(GSC)を結成した。本論文ではゲノム配列に関する最小限情報(MIGS)の仕様を紹介する。その目的は、MIGSの仕様開発への参加を促進するとともに、改良されたメタデータ収集・交換方法を広めるために必要な方策を議論することである。GSCは、さらに大きな目標の一部として、既存のゲノムデータベースが含む情報の「透明性」の改善も支援している。

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