Brief Communication
単一crRNAアレイを使用するCRISPR–Cpf1による多重遺伝子編集
Nature Biotechnology 35, 1 doi: 10.1038/nbt.3737
Cas9による複数のゲノム座位の標的化は、複数または大型の発現構築物が必要となるため限界がある。今回我々は、Cpf1が自身のCRISPR RNA(crRNA)を切断する能力が、多重ゲノム編集を単純化するのに使用できることを示す。我々はカスタマイズされた単一のCRISPRアレイを使って、哺乳類細胞で最大4遺伝子、マウス脳で3遺伝子の編集を同時に行った。