Brief Communication
イントロンリテンションはがんのネオエピトープの起源の1つである
Nature Biotechnology 36, 11 doi: 10.1038/nbt.4239
腫瘍トランスクリプトーム中のイントロンリテンション事象に由来するネオエピトープをコンピューターで発見する方法を紹介する。質量分析による免疫ペプチドーム解析を用いることにより、残留イントロンのネオエピトープが処理されてがん細胞株表面のMHC-Iに提示されることが明らかになった。RNA由来のネオエピトープは個別化がんワクチン開発への将来的応用が検討されるべきである。