Brief Communication

細胞タンパク質のDNAオリゴヌクレオチド標識で高度に多重化された単一細胞RNA-seq

Nature Biotechnology 38, 1 doi: 10.1038/s41587-019-0372-z

識別用DNAオリゴヌクレオチドを細胞タンパク質に接着させることによって固定細胞を化学的に標識して単一細胞RNA塩基配列解読を行う汎用的なサンプル多重化法を紹介する。バルク測定では識別不可能な細胞集団構造および転写状態の変化が96通りの摂動実験の解析で明らかになり、大規模実験や臨床検体に由来する細胞集団を単一細胞RNA塩基配列解読の深度および分解能で調べる効率的な方法が確立された。

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