Brief Communication 自己免疫疾患:自己免疫調節遺伝子(Aire)はiNKT細胞の発生と成熟を制御する 2006年6月1日 Nature Medicine 12, 6 doi: 10.1038/nm1424 多腺性自己免疫症候群1型(APS1)の原因となる機序は、胸腺髄質上皮細胞(MEC)での自己抗原の発現と提示の低下により、T細胞の負の選択が不完全となることとされてきた。Aireが調節性T細胞の発生に関係することは以前より推論されてきたが、これを裏付ける証拠はない。本論文では、MECにおけるAireの発現がiNKT細胞の発生に必要であることを明らかにし、APS1におけるiNKT細胞の役割を示唆する。 Full text PDF 目次へ戻る