News & Views 2型糖尿病対策としての代謝外科手術 2012年5月1日 Nature Medicine 18, 5 doi: 10.1038/nm.2773 肥満外科手術によって2型糖尿病が劇的に改善されることがあるのがわかってきた。こうした場合、手術後の体重減少に先だって糖尿病が軽快したり、体重減少に比べて病状改善の度合いのほうが大きかったりすることが多い。最近、2つの無作為化比較対照臨床試験で、軽度の肥満しかない患者を含めた場合でも、内科的な糖尿病治療に比べて外科手術のほうがよりよい結果が得られることが正式に実証された。「代謝外科手術」で糖尿病を治療するという考え方が、これで大きく一歩前進したことになる。 Full text PDF 目次へ戻る