News & Views ECMの固さが腫瘍細胞に道を開く 2014年4月1日 Nature Medicine 20, 4 doi: 10.1038/nm.3523 乳腺では、細胞外マトリックス（ECM）のコラーゲンの剛性が腫瘍プログレッションや臨床転帰に影響を及ぼすと考えられている。今回、腫瘍細胞のプログレッションに微小環境が及ぼす物理的影響に、マイクロRNA回路によって調整される新しい機構が関わっていることが明らかになった。この知見によって、乳腺のマトリックスの固さが増すことが生存率の低さと関連する仕組みを説明できるかもしれない。また、この結果は悪性度の高い乳がんの患者を見つけ出すのに役立つ可能性がある。 Full text PDF 目次へ戻る
