Editorial がんゲノミクスの将来 2015年2月1日 Nature Medicine 21, 2 doi: 10.1038/nm.3801 米国立衛生研究所が先導して行ってきた大規模研究イニシアチブの中で最大のものの1つだったがんゲノムアトラス(TCGA)計画は今年、段階的に終了する。このプロジェクトは、2006年の発足以来、あらゆる種類のがんについてその包括的全体像を明らかにし、治療法につながる新規な性質についての手掛かりをもたらしてきた。これから我々はその影響を評価し、得られたデータをさらに深く解析してがんの生物学的性質の解明を進め、結果を治療法の開発に活用し、新世代のがん研究の到来へとつなげなくてはいけない。 Full text PDF 目次へ戻る