Research Briefing

原発性硬化性胆管炎は抗原誘導性の炎症を介して大腸がんを誘発しているらしい

Nature Medicine 29, 6 doi: 10.1038/s41591-023-02373-w

炎症性腸疾患の患者では、原発性硬化性胆管炎が大腸がんのリスクを飛躍的に上昇させる。我々の研究で、新たに発見された抗原誘導性の適応免疫シグネチャーと原発性硬化性胆管炎を有する患者での結腸直腸がんの発生の間に関連があることが分かった。これは、このような患者で大腸がんの発症が多いことを説明する一助となるかもしれない。

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