Communications Materials について
刊行目的と対象範囲
材料科学分野において、高品質、かつ編集部が厳選した査読済みの進展情報を出版するオープンアクセス・ジャーナルです。
Communications Materials は、ネイチャー・ポートフォリオが提供する選りすぐりのオープンアクセス・ジャーナルで、材料科学の全分野における高品質な論文・総説・論評を出版します。本ジャーナルで出版される論文は、特定の研究分野の重要な進展情報です。本ジャーナルは、基礎研究、応用研究いずれの出版にも等しく関心を寄せています。また、専門分野にかかわらず、全ての材料科学者にとって重要な課題を審議するフォーラムを提供することを目指しています。
本ジャーナルの対象は、生物学、化学、物理学、工学との境界領域を含む、材料科学の全領域です。本ジャーナルが関心を寄せる一次研究は、基礎的知見、応用、技術と方法論、合成と加工、ライフサイクルと持続可能性に関係するものなどです。
論文の投稿、審査プロセスを管理するのは社内の専門エディター陣です。彼らは、材料科学の全領域において技術的専門知識を有する専門編集委員会メンバーのサポートを受けます。我々は、重要な研究成果の迅速な普及を目指します。論文は、投稿から出版までの時間を短縮し、継続的に掲載していきます。
Communications Materials は一次研究論文(フルペーパーおよびショートペーパー)、Reviews、Comments、Matters Arisingを掲載します。 コンテンツの種類については、「Content types」をご覧ください。
専門的な妥当性確認および倫理規範の順守に関して、Communications Materials を含め、ネイチャー・ポートフォリオの出版誌は全て、同一の基準を採用しています。ネイチャー・ポートフォリオの編集方針については、「Editorial policies」をご覧ください。
出版の基準
Communications Materials で論文を出版するには、いくつかの一般的基準を満たす必要があります。
- 新規の実験結果であること(学会報告用原稿やインターネット上のプレプリントサーバーに提出された原稿などにより「新規性」が損なわれることはありません)。
- 結論を裏付ける有力な証拠を提示している論文であること。
- 技術的に適切なデータであること。
- 材料科学の特定分野において、科学者にとって重要な論文であること。
一般的に、材料科学分野の研究者にとって興味深い進展情報であれば出版基準を満たすものとします。
編集部
社内エディターは、研究経験のあるPhDレベルの科学者です。全てジャーナル専任であり、審査プロセスを管理し、担当エディターとして原稿を扱い、専門編集委員会メンバーと連携し、ジャーナルポリシーを遂行します。また、エディターは、ジャーナルを代表して、会議への出席、会議の開催、研究機関での科学者とのミーティングなどの活動にも携わります。
社内エディターは、専門編集委員会メンバーと密接に連携して、全ての原稿に同じ編集基準とジャーナルポリシーを適用します。
連絡先:編集、制作部
The Campus, 4 Crinan Street, London N1 9XW, United Kingdom
電話: +44 20 7833 4000
Email: commsmat@nature.com
編集委員会
専門編集委員会メンバーは、それぞれの分野で専門家として認められた現役の研究者です。各メンバーは、自らの専門領域の原稿を扱い、投稿から受理までの査読プロセスのあらゆる場面を管理します。
専門編集委員会メンバーは、社内エディター陣と密接に連携して、全ての原稿に同じ編集基準とジャーナルポリシーを適用します。
論文掲載料(Article Processing Charges, APC)
Communications Materials はオープンアクセス・ジャーナルです。本誌で論文を出版する著者は、Article Processing Charge(APC)を支払う必要があります。
APCについて、および著者が支払うべきもの
査読管理から校正作業まで、および最終版の論文を専用のサーバーに格納するまで、論文掲載にはすべての段階においてコストがかかるため、著者にはクリエイティブコモンズライセンスのもとでご自分の論文をオープンアクセスで出版するためにAPCの支払いをお願いしております。
本誌に掲載される論文のAPCについては、「Article Processing Charges」をご覧ください。
オープンアクセスの資金
シュプリンガーネイチャーはAPC支援サービスを提供し、著者がオープンアクセスの資金を見つけて受けやすくするための支援をしています。