Brief Communication リンパ性チロシンホスファターゼのアミノ酸の変異がI型糖尿病に関与している 2004年4月1日 Nature Genetics 36, 4 doi: 10.1038/ng1323 T細胞の活性化を抑制するリンパ性チロシンホスファターゼ(LYP)をコードするPTPN22の一塩基多型(SNP)が、I型糖尿病(T1D)と相関していることを報告する。2つの対立遺伝子にコードされている多型、すなわち1858番目のシトシンと1858番目のチミンの変異が、LYPと負の調節キナーゼCskとの結合にとって重要なアミノ酸残基でみられる。1858番目がシトシンの一般的な対立遺伝子と異なり、T1Dと相関している変異型はCskと結合しない。 Full text PDF 目次へ戻る