News & Views 有袋類のH19遺伝子 2008年8月1日 Nature Genetics 40, 8 doi: 10.1038/ng0808-932 母系と父系で発現しているIgf2遺伝子の連携により、CTCFに依存し、DNAメチル化の影響を受けるインシュレーターが、対立遺伝子特異的なインプリンティングパターンを支配している。今回、予想に反して、コード領域をもたないH19 RNAでも有袋類に対応する領域をもち、重要な遺伝子座は類似していることがわかった。この遺伝子座のインプリンティングの調節機構は真獣類で保存されていることが示唆される。 Full text PDF 目次へ戻る