Brief Communication 肝胆道疾患:ゲノムワイドメタ解析によって原発性胆汁性肝硬変と関連する3つの遺伝子座が明らかになった 2010年8月1日 Nature Genetics 42, 8 doi: 10.1038/ng.627 原発性胆汁性肝硬変(PBC)のリスク対立遺伝子についてのゲノムワイド関連解析を、イタリア人コホートを対象に行った。その結果、イタリア人コホートで検出されたIL12AおよびIL12RBの疾患への関連が確認された。さらに、カナダ人のデータセットを用いた統合メタ解析から、新たに関連する遺伝子座が、SPIB〔P=7.9×10−11、オッズ比(OR)=1.46〕、IRF5-TNPO3(P=2.8×10−10、OR=1.63)、17q12-21(P=1.7×10−10、OR=1.38)で見つかった。 Full text PDF 目次へ戻る