News & Views

対立遺伝子頻度の観点からみる変異

Nature Genetics 42, 8 doi: 10.1038/ng0810-648

血漿トリグリセリド値が高い人は、高くない人よりも、ゲノムワイド関連研究によって同定された4つの候補遺伝子内に、コード領域の稀な遺伝的変異を、約2倍もっていることがわかった。このことから、脂質濃度に関連する遺伝子座の稀な変異と頻度の高い変異のシグナルが重なることが明らかにされ、また、対立遺伝子頻度の完全なスペクトルを含んで、感受性変異を発見することの重要性が示された。

目次へ戻る

プライバシーマーク制度