Brief Communication 感染症:ゲノムワイド関連分析により結核の感受性遺伝子座が染色体18q11.2に同定された 2010年9月10日 Nature Genetics 42, 9 doi: 10.1038/ng.639 ガーナとガンビアで行われた結核についての2つのゲノムワイド関連解析を統合して解析し、さらに追試試験を行い、合計11,425人の個人を解析した。その結果、染色体18q11.2の遺伝子の少ない領域に位置するrs4331426に結核との関連がみられた(統合P=6.8×10−9、オッズ比=1.19、95% CI=1.13−1.27)。この研究はゲノムワイド関連解析が、アフリカのように連鎖不平衡のレベルが特に低い集団の住んでいる地域でも、感染症の新規感受性遺伝子座を同定できることを示したものである。 Full text PDF 目次へ戻る