News & Views ゲノム解析から得られる三日熱マラリアの手がかり 2012年9月1日 Nature Genetics 44, 9 doi: 10.1038/ng.2392 三日熱マラリア原虫Plasmodium vivaxは、培養が難しいこともあり、熱帯熱マラリア原虫Plasmodium falciparumほど注目されておらず、また研究もされていない。三日熱マラリア原虫とサルマラリア原虫(Plasmodium cynomolgi)の両方の全ゲノム塩基配列決定が行われ、これらの種における遺伝的多様性が解析された。その結果、三日熱マラリアを研究するための遺伝学的ツールの開発源や、サルマラリア分岐群についての新しい手がかりが得られた。 Full text PDF 目次へ戻る