News & Views 発生プログラムが悪性の胎児性脳腫瘍を引き起こす 2014年1月1日 Nature Genetics 46, 1 doi: 10.1038/ng.2857 多層性ロゼットを有する胎児性脳腫瘍(embryonal tumors with multilayered rosettes:ETMR)は、乳児期に出現する未分化神経外胚葉性腫瘍である。脳特異的発現遺伝子であるTTYH1のプロモーターと、ヒトマイクロRNAの大きなクラスターであるC19MCとが融合することにより、胎児期の神経発生プログラムが起動され、その結果、ETMRが引き起こされることが分かった。 Full text PDF 目次へ戻る