News & Views PRC2の機能喪失ががんにおいてRasシグナル伝達を増幅する 2014年11月1日 Nature Genetics 46, 11 doi: 10.1038/ng.3124 ヒストンを修飾するPRC2複合体のがんにおける役割は明確ではなく、細胞種によって、発がん性の特徴を示す場合も、腫瘍抑制性の特徴を示す場合もある。今回、悪性末梢神経鞘腫瘍(MPNST)についての研究から、PRC2のサブユニットを変化させる機能喪失性変異が、Rasが駆動する転写の増幅を引き起こすこと、また、BRD4阻害剤脆弱性に寄与することが明らかになった。 Full text PDF 目次へ戻る