News & Views 複雑な植物–真菌病原体の相互作用を理解する新しい手掛かり 2015年2月1日 Nature Genetics 47, 2 doi: 10.1038/ng.3203 植物と微生物の共進化により、病原体の認識と除去を行う植物の仕組みが形成されてきた。新しく同定された植物遺伝子(ZmWAK)が、糸黒穂病の原因である真菌病原体(Sporisorium reilianum)への抵抗性の一部に寄与している。真菌病原体の根への感染は防げないが、その増殖を阻害することは可能で、それにより植物全体への感染拡大を制限できるのである。 Full text PDF 目次へ戻る