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進化の過程でのHoxドメイントポロジーの誕生と進化

Nature Genetics 48, 3 doi: 10.1038/ng.3514

最近、TAD(topologically associating domain)と呼ばれるクロマチン区画が発見され、これが遺伝子発現を引き起こす調節性相互作用の三次元構造に不可欠であることが分かった。頭索動物(ナメクジウオ類)では、Hoxクラスターに隣接して単一のTADが出現することが分かった。これが脊椎動物のHoxの前側TADに相当し、Hoxの後側TADの出現に先立つものと予測される。

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