Editorial ヒトゲノム編集の未来 2017年5月1日 Nature Genetics 49, 5 doi: 10.1038/ng.3860 高精度のゲノム編集法が出現したことにより、生物を改変する技術が驚くほどの速さと規模で進んでいる。いかなる場合であれ、ゲノム編集をヒトの生殖細胞系列へと適用する際には、ヒト集団に受け継がれていく変化がもたらされるということについて、科学的および社会的の両面から、慎重に熟考が重ねられなければならない。本誌は、ヒト生殖細胞系列の編集に対する監視や評価を持続的に行い、慎重さと新知識発見と、そしてリスクと進歩とをバランスさせていくことを推奨する。 Full text PDF 目次へ戻る