Editorial

遺伝学による地球温暖化対策

Nature Genetics 51, 8 doi: 10.1038/s41588-019-0488-6

世界中で観測されるようになっている記録的な猛暑は、人々の健康上の負担となり、また食糧や水などの必須資源の供給に問題を生じている。激しい暴風雨や長期間にわたる干ばつといった異常な気象現象が農業システムを圧迫しており、さまざまな分野で気候変動に対応していかなければならないことが明確になってきた。複雑な問題には複雑な解決策が必要だが、気候変動の影響を緩和するにあたって、遺伝学的アプローチは強力な手段となり得るだろう。

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