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遺伝子調節:エンハンサー–プロモーター相互作用と転写
Nature Genetics 52, 5 doi: 10.1038/s41588-020-0620-7
エンハンサーの転写とその結果として生じるエンハンサーRNA(eRNA)が、エンハンサーとプロモーターの間の長距離相互作用を仲介する役割を担うかが検討された。免疫グロブリン重鎖(Igh)座位を調べたところ、これらの相互作用を確立するためにはエンハンサー自体の転写が必要であるが、維持するためには必要でないこと、また、この機構は他のエンハンサー–プロモーター相互作用にも適用可能な場合があることが分かった。