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エピゲノミクス:DNMT3AおよびTET2の変異は造血を反対方向に傾かせる
Nature Genetics 52, 6 doi: 10.1038/s41588-020-0641-2
TET2とDNMT3Aは、それぞれがコードするタンパク質の生化学的機能は相反するにもかかわらず、血液がんにおける変異が長期転帰に及ぼす影響は類似している。今回、TET2とDNMT3Aの変異がもたらす初期の影響については、造血前駆細胞の赤血球系あるいは骨髄単球系への分化の偏りに対して相反するものであることが明らかになった。