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遺伝子調節:5′UTRにおいてRNA構造の動態と機能をコードする超保存塩基配列
Nature Genetics 53, 5 doi: 10.1038/s41588-021-00869-0
RNAは動的であり、折りたたまれて、いろいろなコンホメーションを選択することができる。新しい研究から、細胞では、5′非翻訳領域(UTR)の超保存塩基配列から形成されるRNAの選択的構造を化学量論的に調節することにより、mRNAの翻訳が制御されることが分かった。また、この制御が胚発生に関与する可能性があることが示された。