Research Briefing

免疫疾患:重要な免疫遺伝子の調節因子と疾患ネットワークのマッピング

Nature Genetics 54, 8 doi: 10.1038/s41588-022-01107-x

初代ヒトT細胞においてCRISPRによる系統的スクリーニングを行った結果、重要な免疫遺伝子であるIL2RAIL2CTLA4の上流調節因子を見つけることができた。次に、ノックアウトT細胞でRNA-seqとATAC-seqを行ったところ、主要な調節因子の下流に存在する標的遺伝子や非コードシス調節配列をマッピングすることができた。すなわち、免疫疾患関連遺伝子が濃縮された調節ネットワークが得られたのである。

目次へ戻る

プライバシーマーク制度