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エピジェネティクス:ヒストンH2BのN末端アセチル化によって活性エンハンサーを捕捉する
Nature Genetics 55, 4 doi: 10.1038/s41588-023-01347-5
クロマチンの特徴の中には、ヒストンH3リシン27のアセチル化のように、活性なエンハンサーの特定に広く用いられているものがあるが、現在の方法には曖昧さがある。新しい研究から、ヒストンH2BのN末端の複数のリシン部位のアセチル化(H2BNTac)が活性なエンハンサーの顕著なシグネチャーであり、エンハンサーの予測を大幅に改善できる可能性が示唆された。