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ヒトパピローマウイルス:中咽頭扁平上皮腫瘍に見られる予想外の不均一性

Nature Genetics 55, 4 doi: 10.1038/s41588-023-01360-8

一細胞RNA塩基配列決定法を用いて、ヒトパピローマウイルス(HPV)陽性および陰性の中咽頭扁平上皮がんのプロファイリングが行われ、腫瘍内および腫瘍間に大きな多様性が見られることが分かった。HPV陽性腫瘍の中には、HPV発現が検出されないレベルであり、HPV関連表現型が減弱した悪性細胞が存在することが分かった。この知見は予後や治療応答に影響を及ぼす可能性がある。

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