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植物遺伝学:植物免疫におけるキナーゼ融合タンパク質による病原体の認識とおとり機能
Nature Genetics 55, 6 doi: 10.1038/s41588-023-01396-w
コムギの野生近縁種のキナーゼ融合タンパク質が、コムギの病原菌の認識とおとり(デコイ)機能を調節していることが2つの研究によって示された。今回、キナーゼ融合タンパク質が植物の免疫調節因子であることが初めて明らかになり、抵抗性作物の育種や世界の食糧安全保障のリザーバーとして作物の野生近縁種が重要であることが明確に示された。