Letter DNA分離チップ用のナノ粒子 2004年3月1日 Nature Biotechnology 22, 3 doi: 10.1038/nbt939 さまざまな長さのDNA断片を高分解能で高速分離する方法を紹介する。この方法では、電気泳動バッファーとしてコアシェル型ナノ粒子溶液を使用し、プレッシャー法を駆使してマイクロチップ電気泳動を行う。15kbpまでのDNA断片を100秒以内で良好に分離することができ、移動速度が平衡に達することはなかった。DNA断片は特有の分子構造を維持しながら溶媒中を移動した。ナノ粒子溶液中での効率的DNAローディングおよび電気的フォーカシングを確実に行うため、ダブルプレッシャー法を開発した。DNAの鮮明な分離には、適切な圧力条件とナノ粒子充填密度が重要である。 Full text PDF 目次へ戻る
