Brief Communication 無酸素条件でin vivo蛍光を発するレポータータンパク質 2007年4月1日 Nature Biotechnology 25, 4 doi: 10.1038/nbt1293 緑色蛍光タンパク質をはじめとする蛍光レポータータンパク質は、生きている標本のin vivoリアルタイム撮像を行うのに有用な非侵襲性の分子生物学ツールである。しかし、発色団の形成には酸素が不可欠であるため、その使用は一般に有酸素系に限定される。LOV(light-oxygen-voltage)感知ドメインを含むBacillus subtilisおよびPseudomonas putidaの青色光受容体をもとに、我々はフラビンモノヌクレオチドを利用する蛍光タンパク質を作製した。この蛍光タンパク質は、有酸素系でも無酸素系でも蛍光レポーターとして使用可能である。 Full text PDF 目次へ戻る