Brief Communication 抗体半減期の延長がin vivoでの活性を高める 2010年2月1日 Nature Biotechnology 28, 2 doi: 10.1038/nbt.1601 testtesttesttest胎児性Fc受容体(FcRn)に対する親和性の改善は、in vivoでの抗体半減期を延長することが知られている。しかし、それが治療効果の増強と関連づけられたことはない。我々は、ヒト(h)FcRn遺伝子組み換えマウスで最大5倍、カニクイザルで最大3倍まで半減期が延長された抗体が、投与間隔を広げても効果を保持するかどうかを検討した。我々は、FcRnがもたらす半減期延長による長時間の曝露が、Fc組み換え抗体の抗腫瘍活性を高めることを、hFcRn/Rag1−/−マウスモデルで観察した。これは、投与利便性の要求と効果持続の臨床的な必要性との乖離を埋めるものである。 Full text PDF 目次へ戻る