Brief Communication

自己発光が遺伝子コードされた植物

Nature Biotechnology 38, 8 doi: 10.1038/s41587-020-0500-9

細菌の生物発光遺伝子クラスターを色素体で発現するように改変された自己発光植物は、発する光が弱いために広く取り上げられてはこなかった。我々は、コーヒー酸(全ての植物に存在する)をルシフェリンに変換する真菌由来の生物発光系を有するタバコ植物体を作製し、肉眼で見える自立的な発光が得られたことを報告する。この知見は、植物用の画像化ツール群の開発に役立つ可能性がある。

目次へ戻る

プライバシーマーク制度