Brief Communication
アデニン塩基エディターとN-メチルプリンDNAグリコシラーゼの融合によるプログラム可能なAからYへの塩基編集
Nature Biotechnology 41, 8 doi: 10.1038/s41587-022-01595-6
今回我々は、ヒポキサンチンを除去するタンパク質であるN-メチルプリンDNAグリコシラーゼとアデニン塩基エディターを融合させることにより、哺乳類細胞でAからCおよびAからTへのトランスバージョン編集を行うアデニントランスバージョン塩基エディターAYBEを開発した。また、それを上回るトランスバージョン編集活性(AからCまたはAからTへの編集で最高72%)でゲノム座位の選択的編集を行うことを可能にするAYBEのバリアントも作製した。