Brief Communication

オープンクロマチンの固相捕捉とプロファイリングを行う空間ATAC

Nature Biotechnology 41, 8 doi: 10.1038/s41587-022-01603-9

現在のエピゲノムプロファイリング法は、空間分解的なゲノム規模の情報を取得する能力に限界がある。本論文では、組織切片中のトランスポザーゼが接近可能なクロマチンのプロファイリングとバーコード固相捕捉を組み合わせて空間分解エピゲノム解析を行う方法である空間ATACを紹介する。我々は空間ATACによって、マウスの器官形成、系譜分化、およびヒトの病理で、空間的遺伝子発現の背景となっている調節プログラムが発見されることを示した。

目次へ戻る

プライバシーマーク制度