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  • 新型コロナウイルス研究注目の論文(5月)

    新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)と、その感染症であるCOVID-19に関する文献をNature が精査し、主要な論文をまとめた(2020年5月)。3〜4月分はこちら

    2020年6月号

  • 琥珀に閉じ込められた超小型恐竜の完全な頭蓋

    約9900万年前の琥珀片に封入された微小な動物の頭蓋は、既知で最小の中生代恐竜のものらしい。

    2020年5月号

  • 南極大陸沖で新たな島を発見

    南極大陸沖で地図に載っていない島が発見された。地球温暖化が南極大陸をどのように変化させているかを知る手掛かりになりそうだ。

    2020年5月号

  • 巧妙化するボットと社会科学者の攻防

    ソーシャルメディアへの投稿を自動的に生成する「ボット」は、社会科学研究を混乱させる恐れがある。

    2020年5月号

  • 被引用回数の多い研究者が強制引用を理由に編集委員を解任

    生物物理学者Kuo-Chen Chouが、自身の立場を利用して、査読過程で彼の論文数十編を引用に追加するよう、論文著者に繰り返し示唆していたことが調査によって明らかになった。

    2020年5月号

  • 微生物が身に付けた極限環境でのサバイバル術

    海洋の地下深部に埋もれた岩石の内部に微生物が発見され、その生存戦略が徐々に明らかになってきた。

    2020年5月号

  • 各国の診断検査の実施状況と、パンデミックと闘うために開発中の検査法

    新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対して現在行われている診断検査とはどのようなもので、国によって検査件数に大きな差があるのはなぜかをNature が調べた。また、開発中の新たな検査法についても報告する。

    2020年5月号

  • アフリカ人ゲノムで統合失調症の複数変異を特定

    精神疾患の遺伝学研究はこれまで主に欧州系の人々を対象に行われてきた。このほど初めて、アフリカ人集団でゲノム解析が行われた。

    2020年5月号

  • クルーズ船での集団発生からCOVID-19について分かったこと

    乗客が新型コロナウイルスに感染したクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号のような閉鎖環境は、ウイルスを理解するための貴重な機会を提供してくれる。

    2020年5月号

  • COVID-19で今年の学会年次大会はゼロ?

    新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大で、各学会は大会開催を見送る傾向にある。研究者たちは、他の研究者と関わりを持つ方法を改めて模索し始めているが、もっと前から取り組んでおくべきだったという声も出ている。

    2020年5月号

  • 中国の生物多様性への影響と保全への取り組みに世界が注目

    生物多様性条約第15回締約国会議(CBD–COP15)では、議長国である中国による野心的な目標に向けた要求が見込まれるとともに、中国自体の保全の取り組みにも注目が集まるだろう。

    2020年5月号

  • ノートルダムの再建を支える科学

    2019年4月、パリのノートルダム大聖堂で大規模な火災が発生した。人々に親しまれてきた大聖堂の炎上は世界に衝撃を与えたが、科学者たちはこの機会を利用して大聖堂の建材の研究に取り組んでいる。

    2020年4月号

  • 強力な抗生物質をAIで発見

    これまでにない作用機序を持ち、「治療不可能」な細菌株にも有効な分子が、機械学習によって発見された。

    2020年4月号

  • 現代人の体温は低下している

    現代人の平熱は19世紀の人に比べてわずかだが低くなっていることが、150年以上にわたる米国のデータから分かった。

    2020年4月号

  • 新型コロナウイルス感染が拡大しやすい理由

    新型コロナウイルス感染症を引き起こすウイルスの感染力が近縁のウイルスよりも高い原因は、微視的な特徴にあるのかもしれない。

    2020年4月号

  • スーパーコンピューターで古生代の生物多様性を探る

    最先端の計算技術で膨大なデータを解析することで、太古の生物多様性の変遷が3億年もの期間にわたり驚くべき精度で描き出された。

    2020年4月号

  • 英国のEU離脱で科学研究への影響は?

    英国は2020年1月31日午後11時(グリニッジ標準時)、欧州連合(EU)を離脱する(註:この記事はNature 2020年1月30日号に掲載された。離脱は予定どおりに行われた)。この時刻から、2020年末までの11カ月間の「移行期間」が始まり、英国とEUの今後の関係を決める交渉が行われる。交渉には、EUの次の7年間の研究資金助成計画「ホライズン・ヨーロッパ」における英国の役割が含まれる。ホライズン・ヨーロッパは、2021年1月1日に始まり、1000億ユーロ(約12兆円)規模になるとみられている。Nature は、EU離脱に伴う2020年の交渉が、英国の科学研究や科学者にどのような影響があるかを調べた。

    2020年4月号

  • 太陽系の果ての雪だるまは赤かった

    NASAの探査機ニューホライズンズのデータから、宇宙探査史上最遠のカイパーベルト天体は、低温の有機分子に覆われていることが明らかになった。

    2020年4月号

  • 極端な北極温暖化の原因はオゾン層破壊ガスか

    北極は全球平均の2倍の速さで温暖化しているが、気候シミュレーションによりその原因が示唆された。

    2020年3月号

  • 二酸化炭素を食べて増える大腸菌の作出に成功

    糖ではなく二酸化炭素を栄養源として使って増殖することのできる大腸菌が、10年以上の研究の末に作製された。この画期的な大腸菌は、環境負荷の少ない燃料や食糧の生産を切り開くかもしれない。

    2020年3月号