アーカイブ検索
キーワード
セクション
-
ノーベル物理学賞は系外惑星観測のパイオニアに
2019年のノーベル物理学賞は、太陽に似た恒星の周りを公転する系外惑星を発見した2人の天文学者と、宇宙の進化を記述する理論を構築した宇宙論研究者に授与される。
-
薬剤で生物学的時計が巻き戻った?
ヒトの生物学的年齢を刻むエピジェネティックな時計は、3種の薬剤の併用によって巻き戻せることが、小規模臨床試験で示された。
-
がん細胞に脳神経を乗っ取る能力
驚くべき発見により、いくつかのアグレッシブな腫瘍を治療する道が開けるかもしれない。
-
帝王切開児は重要な腸内微生物を持っていない
分娩様式によって新生児のマイクロバイオームが変わる可能性があることを示す、これまでで最も確実な証拠を英国の研究チームが発表した。ただし、その健康への影響は不明である。
-
初期人類「ルーシー」の起源に新説
2016年にエチオピアで発見された380万年前のヒト族の頭蓋骨化石によって、初期のヒト族の進化系統樹がこれまで考えられていたより複雑な形であることが示唆された。
-
CRISPRを利用した刺激応答性ゲル
遺伝子編集ツールで作動させる刺激応答性材料が報告された。このスマートマテリアルは、薬剤の送達や、特定の生体分子の検知への応用が可能という。
-
真核生物の起源を暗示するアーキアの培養に成功!
日本の科学者たちが、アスガルド類アーキアの培養に世界で初めて成功した。このアーキアは、かつて真核生物へと進化を遂げた細胞に似ている可能性がある。
-
超重力理論に特別ブレイクスルー賞
現実をよく記述するとはいえないが今日の物理学に多大な影響を及ぼした理論を提唱した3人の物理学者に2020年基礎物理学特別ブレイクスルー賞が贈られた。
-
100万人ゲノム解析計画に遺伝カウンセリングを本格導入
米国政府主導の大規模ゲノム解析計画を運営する米国立衛生研究所は、遺伝カウンセリング企業と提携して参加ボランティアを支援することを発表した。
-
恐竜の集団営巣行動を示す強力な証拠
モンゴル南東部で獣脚類恐竜の大規模な集団営巣跡が発見され、一部の恐竜が、現在の鳥類などと同様に集団で巣を作り卵を守っていたことが示唆された。
-
光遺伝学でマウスに幻視を誘発
行動実験の証拠から、わずか20個のニューロンを標的とするだけで、マウスがイメージを「見る」ことが示唆された。
-
超多剤耐性結核の新しい治療法が米国政府の承認を取得
新薬と2つの既存の薬剤を併用した薬物療法の臨床試験で、最も死亡率が高いタイプの結核患者の90%が治癒に至った。
-
EU新委員長は温暖化対策に注力
欧州委員会の新委員長に就任するウルズラ・フォンデアライエンは、欧州の温室効果ガス排出量の削減目標を強化するなど、地球温暖化対策を重視する姿勢を打ち出した。
-
6人プレイのポーカーでAIがプロに勝利
ポーカーの中でも特に複雑な、6人プレイのテキサスホールデムで人工知能(AI)が人間に勝利したことで、実世界の難しい問題をAIが解決できるようになる日がまた近づいた。
-
新パナマ病がついに中南米に上陸
中南米では世界の輸出用バナナのほとんどが生産されているが、このほど、流通量が最も多いバナナ品種に壊滅的な被害をもたらす真菌が南米で確認された。
-
小惑星の内部を探った「はやぶさ2」
日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が、小惑星リュウグウの地下の物質を採取するためのタッチダウンを行った。
-
米国政府が胎児組織利用の研究を大幅に制限
トランプ政権は、連邦政府機関の研究者らによる胎児組織研究を禁止し、政府が資金提供する研究について倫理面の審査を求める方針を打ち出した。
-
圧力の精密測定方法が更新へ
気体の圧力測定において、最も正確な方法はこれまで、約400年前に原理が開発された水銀圧力計だった。それが、量子物理学に基づく新たな測定方法に取って代わられるかもしれない。
-
造血幹細胞を実験室で安価に大量増幅させる新技術
液体のりの成分を用いると、マウス造血幹細胞を未分化の状態で大量に増幅できることが分かった。