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遺伝子サイレンシング薬をFDAが承認
RNA干渉の発見から20年。米国政府はようやく、この現象を利用した最初の薬を認可した。
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気候変動で海洋熱波の頻度が倍増
海洋生態系を荒廃させる極端な熱事象は今後、増加が予想される。
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高エネルギーニュートリノの発生源を特定
宇宙から飛来した高エネルギーのニュートリノが南極大陸の観測施設で検出され、遠い発生源が初めて特定された。宇宙線がどこで生まれるのかという謎の解明に近づいた。
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出芽酵母の16本の染色体をつなげて1本に
中国と米国の研究チームがそれぞれ、16本ある酵母の染色体を再編成して、1本ないし2本まで融合することに成功した。意外なことに、こうした酵母の見た目や増殖には異常が見られなかった。
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カメ類の起源と初期進化に新たな手掛かり
約2億2800万年前の新種のカメ類化石が発見された。頭蓋や肋骨の形状などからはカメ類進化についての重要な手掛かりが得られたが、現生種に似たくちばしの存在は爬虫類進化におけるカメ類の位置に関する謎をさらに深めるものとなった。
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中国の大規模出生コホート研究から多くの成果
研究開始からまだ日は浅いが、公衆衛生に関して早くも重大な知見をもたらしていて、マイクロバイオーム研究も進められている。
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太陽のコロナに飛び込む探査機
NASAの「パーカー・ソーラー・プローブ」は、太陽に最も接近する探査機になる。
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木星に新たに10の衛星発見
今回発見された衛星の1つは、近くの軌道を公転する別の衛星と衝突する進路にある。
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TOOLBOX: ウェブ上の論文にメモを残せるツール
複数の科学出版社が非営利組織Hypothes.isと提携して、科学者がウェブ上の研究論文にコメントを残せるシステムを構築しようとしている。
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大麻由来の抗てんかん薬が米国で承認
米国食品医薬品局が大麻由来の薬剤を初めて認可した。これを口火に、大麻成分の研究に対する法的規制の緩和が期待されている。
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CRISPR法は想定外のDNA再配列を引き起こす
遺伝子改変に用いられるDNA切断酵素は、ゲノムを大規模に欠失させたり、複雑な再配列を引き起こしたりすることが示された。
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気温の季節サイクルにも人間の影響
人工衛星が40年近くにわたり収集してきた全球の気温データから、人間活動による気候変動の痕跡が大気中に認められることが分かった。
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抗がん剤の効力を食事で高める
適切な食事を取ることで、腫瘍の代謝を微妙に変化させて化学療法の効き目を高めることができるかもしれない。
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ヒト遺伝子の推定数増加で議論再燃
ヒトゲノム解読から15年が経過した現在も、ヒトゲノム中に遺伝子がいくつあるかについては合意に至っていない。
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CRISPR技術にカブリ賞
CRISPR遺伝子編集技術はまたもや著名な科学賞を手繰り寄せ、その貢献が見落とされがちであった科学者も共同受賞となった。
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遺伝子改変細菌で病気を治療
腸内や食物にいる細菌を改変して治療に用いる研究が進んでいる。
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糞便研究が絶滅危惧種を救う?
コアラの極端な偏食が、糞便移植で改善できることが示された。ミナミシロサイでは、糞便分析で繁殖力低下の原因物質を特定し、餌を調整することで、繁殖力が向上した。
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熱帯低気圧の動きが全球的に鈍化
熱帯低気圧の停滞により降水量が増え、被害が拡大する恐れがある。
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はやぶさ2が小惑星リュウグウに到着!
今後は小惑星の表面に4機の着陸機を送り込み、自らもタッチダウンして試料採取を行う予定だ。
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移民と難民は経済に好影響
移民や難民の受け入れは国の経済と財政の重荷になるとみなされることが多いが、西ヨーロッパ15カ国の30年間の統計データを計量経済学の数学的モデルを使って分析したところ、この従来の見方に反する結果が得られた。