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  • ファージ感染した緑膿菌は免疫系から逃れやすい

    細菌とウイルスの共生関係を加味することで、一部の微生物が体内で免疫寛容状態になる機序が説明できるかもしれない。慢性感染症のより良い治療法につながる可能性もある。

    2019年6月号

  • 遺伝子編集ベビー問題に本腰を入れるWHO

    WHOの諮問委員会は、ヒトゲノム編集に関わる研究の登録システムが必要だとする見解を示した。

    2019年6月号

  • 立体物を一気に作る待望の3Dプリンター

    従来の3D印刷では平面の層を重ねて立体を作っていたが、このほど、光硬化性液体樹脂に光を照射することで、構造物全体を一度に作製する3Dプリンターが開発された。

    2019年5月号

  • 培養肉への投資が過熱

    近年、培養肉の開発に取り組むスタートアップ企業が数千万ドルの資金調達に成功しているが、学術研究は後れを取っている。

    2019年5月号

  • 10億ユーロ規模の次期研究計画、最終6候補を選出

    欧州連合(EU)の次期大型科学研究プロジェクトの最終候補に、人工知能(AI)や仮想タイムマシンなどの6計画が選ばれた。

    2019年5月号

  • 主要学術出版社はプランSをどう見ているか

    多くの学術出版社は、「コアリションS」が提案する過激な実現計画「プランS」の進め方や規定は、オープンアクセスへの自分たちの取り組みをないがしろにするものだと訴える。

    2019年5月号

  • 遺伝情報の文字種が2倍の「8文字DNA」

    遺伝情報を記述する文字種を、人工塩基を加えることで2倍にした「8文字DNA」は、天然のDNAと同様に振る舞うことが示された。

    2019年5月号

  • 遺伝子改変酵母で大麻成分を合成

    出芽酵母の遺伝子改変によって、精神活性物質THCなどの大麻成分を生合成することに成功した。

    2019年5月号

  • 幹細胞移植後にHIVが消滅した第2の症例

    幹細胞移植によりHIVが寛解した最初の症例は偶然ではなかったことを示唆する、2人目の症例が報告された。HIV治療を切り開く突破口となる可能性がある。

    2019年5月号

  • 南極の氷底湖から微小な動物の死骸を発見

    南極大陸の厚さ1kmの氷を掘削し、その下に埋もれた氷底湖に到達するという希少なミッションから、驚くべき発見があった。

    2019年4月号

  • 霊長類の脳の「ソフトウエア」を調べる

    単一ニューロンを追跡して霊長類の脳活動を調べる先駆的研究で、ヒトとサルの脳の「ソフトウエア」に違いがあることが分かった。

    2019年4月号

  • KAGRAが開く重力波天文学の新時代

    岐阜県の神岡鉱山の地下に建設された重力波望遠鏡KAGRA(かぐら)は、高い感度を達成するために野心的な技術を採用している。その本格稼働が、2019年秋から始まる予定だ。

    2019年4月号

  • ニューホライズンズが見た太陽系「最遠の天体」

    NASAの探査機ニューホライズンズが、これまでで最も遠いカイパーベルト天体「ウルティマ・トゥーレ」の探査を行った。

    2019年4月号

  • 磁極の動きが速過ぎる!

    北磁極の異例の動きにより、世界のナビゲーションシステムの基礎になっている世界磁気モデルが予定を前倒しして更新された。

    2019年4月号

  • 「ダイエット薬」は蚊にも有効

    蚊にヒトのダイエット薬を与えたところ、吸血行動を抑制できた。だが、感染症対策とするには越えねばならない壁がいくつもある。

    2019年4月号

  • 再プログラム化したヒト膵α・γ細胞でインスリン産生

    通常はインスリンを産生しない膵細胞を、インスリン産生細胞に改変できることが報告された。さらに、この細胞を移植した糖尿病マウスで、糖尿病の回復が確認された。

    2019年4月号

  • 免疫療法に反応しやすい腫瘍を見分ける方法

    免疫療法を受けた患者の全生存期間の延長と、腫瘍変異量の高さに関連が見いだされた。だが、臨床でそれを調べるには課題が多い。

    2019年4月号

  • 謎の初期人類「リトルフット」の全身を発掘

    ついに全身が掘り出された古いヒト族化石には、際立った特徴が見られる。このため、これまで謎に包まれていたこの個体が新種に分類される可能性もあるという。

    2019年3月号

  • イントロンに意外な働き?

    遺伝子のDNA配列内にあるアミノ酸情報を担わない領域「イントロン」は、これまで不要な部分と考えられてきたが、細胞の生存に重要な働きをしている可能性がある。

    2019年3月号

  • 世界初、月の裏側で調査する中国の探査機

    中国の月探査機「嫦娥4号」が2019年1月3日、人類初の月の裏側への軟着陸を成功させた。この計画は、月の裏側の重要領域の調査、月の裏側からの電波天文学観測、初めての月面での植物成長実験など、いくつもの野心的な試みを行うものだ。

    2019年3月号