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音波探査がプランクトンに死をもたらす
沖合での石油や天然ガスの探査で発せられる強力な音波が、動物プランクトンの命を奪うことが示された。この影響が及ぶ範囲は従来の想定をはるかに超えており、海の生態系を支える微小な動物たちの死によって、魚類や頂点捕食者へも悪影響が及ぶ恐れがある。
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Droshaは昔、ウイルス防御機構だった?
脊椎動物細胞の核内で遺伝子発現の調節を行っているDroshaが、ウイルス感染に応答して細胞質内に出ていくという奇妙な現象が観察された。研究チームは、このタンパク質がかつてはウイルスと戦っていたと考えている。
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深い海のサンゴが光る理由
浅海のサンゴとは全く異なる構造の赤色蛍光タンパク質を利用して、光を光合成用に最適化していることが分かった。
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ゲノム編集技術で生細胞DNAに動画を保存
生きた細胞のゲノム内に動画を記録できることが大腸菌で実証された。
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ローマン・コンクリートの耐久性の秘密
古代ローマのコンクリートは2000年以上持っている。その理由は、希少鉱物を生成する化学反応の賜物であることが分かった。
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TOOLBOX: オンライン共同執筆ツール
ブラウザベースの共同執筆ツールの登場で、論文の執筆と出版の方法が大きく変わりつつある。
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著作権侵害に対して新方針を打ち出す学術出版社
学術論文の出版社は、有料論文の「公正な共有」を可能にする方法を話し合っている。
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新疆でDNA情報収集を加速させる中国
新疆ウイグル自治区の公安庁がDNAシーケンサーを多数購入したことが分かった。中国政府の思惑をめぐり臆測が飛び交っている。
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がん治療に役立つ細胞地図
「免疫細胞ガイド」で、適切な治療法が選択可能になるかもしれない。
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欧州の10億ユーロの量子技術研究計画
欧州は総額10億ユーロの量子技術研究計画を打ち出し、徐々に具体化しているが、課題も残っている。
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ホモ・サピエンスの歴史を書き換える化石を発見か
モロッコで、31万5000年前のホモ・サピエンスと見られる人骨が出土した。この発見はホモ・サピエンスの起源を10万年さかのぼらせ、我々が進化した地がアフリカ東部に限らなかったことを示唆している。
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二次元の磁石が誕生!
原子1個分の厚さのシート状磁石が得られたことで、これまでは不可能だった数々の実験が可能になると期待される。
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薬の効果を左右するのはマイクロバイオーム?
一部の患者で治療薬が効かなかったり副作用が出たりする理由は、腸内細菌や腸内細菌が産生する酵素によって説明できるのかもしれない。
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ニホンアナグマの駆除に懸念
日本の固有種であるニホンアナグマの個体群は、捕獲・駆除によって消滅の恐れがある。
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イモムシには腸内細菌がいない?
イモムシやナナフシなど一部の昆虫の腸内には、共生細菌がいないらしい。また、わずかだが脊椎動物でもこうした例が報告されており、「腸内細菌は全ての動物で不可欠な存在」という近年定着しつつある概念に疑問を投げ掛けている。
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世界初のナノカーレース開催!
ナノメートルサイズの自動車が金でできたサーキットを走るという、ユニークなレースが開催された。
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免疫チェックポイント阻害剤で一部患者のがん悪化?
免疫チェックポイント阻害剤と呼ばれるがん治療薬で、がんが悪化する場合があることが報告された。研究者らはその理由を追究している。
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靴紐が解けてしまう謎が解けた
靴紐の結び目は、歩行中に働く大きな力によって急速に解けることが明らかになった。
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世界各地で「科学のためのデモ行進」
4月22日のアース・デイに世界各地で行われた「科学のためのデモ行進」には、科学者をはじめとする多くの人々が参加し、科学の重要性と気候変動への懸念を呼び掛けた。
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カッシーニによる土星探査が最終章へ
NASAの土星探査機が、土星とその環の間を初めて通過した。