アーカイブ検索
キーワード
セクション
-
トリアンギュレンの合成に成功
走査型プローブ顕微鏡の探針を使った原子操作によって、不安定な炭化水素「トリアンギュレン」が合成された。
-
ハチは仲間のプレーでサッカーを覚える
ハチは、本来の仕事とは無関係の作業であっても高度な学習能力を示し、教わったことを改善することさえできる。
-
HIVの潜伏性リザーバーのマーカーが初めて明らかに
HIVが潜伏感染している免疫細胞(潜伏性リザーバー)の特定に役立つマーカータンパク質CD32aが発見された。細胞表面に発現しているこのタンパク質を用いることで、こうしたリザーバーを排除できるようになるかもしれない。
-
南極大陸の棚氷に巨大亀裂
南極大陸の4番目に大きな棚氷「ラルセンC」に、長さ175kmの亀裂が発生している。近く、東京都の2倍を超える面積の氷山を分離しそうだ。
-
CRISPRの特許争いにひと区切り
米国特許商標庁はゲノム編集技術の特許をめぐる争いで、ブロード研究所に軍配を上げた。
-
細胞単位で参照できる体の地図作りが熱い!
最先端の画像化法と分子生物学を融合して、がんやヒト組織の単一細胞ごとの地図を作成する競争が加速している。
-
海草は除菌も担う海の万能選手
多彩な生態系サービスを提供することで知られる、沿岸域のスーパーヒーロー「海草藻場」に、海水中の病原性細菌を除去する能力があることが明らかになった。海草藻場の存在は、サンゴ礁の病気を防ぐのみならず、ヒトの健康にも大いに関係しているとみられる。
-
8番目の大陸「ジーランディア」を探る地質学者たち
南西太平洋のニュージーランド付近の領域は大陸地殻からなり、その大部分が海面下に沈んでいる。一部の研究者は、この領域をアフリカやオーストラリアなどと同じ「大陸」として扱うべきだと主張している。
-
アステカ社会崩壊の一因はサルモネラ症の可能性
スペインによるアステカ帝国の征服後に現地で発生した疫病は、人類史上最悪の疫病の1つとされている。このほど500年前の遺体から細菌のDNAが採取され、この疫病に関する初の直接的な証拠が得られた。
-
海洋生態系の詳細な3D地図が完成
海水塊を正確にカテゴリー分けし、かつてない精度で海洋生態系の情報を記録した三次元地図が公開された。海洋保全計画の立案に役立つことが期待される。
-
がん研究の再現性検証プロジェクトから最初の報告
影響力のあるがん研究論文の再現性を改めて確認するという意欲的な取り組みが、論争を巻き起こしている。
-
クルクミンの効果に化学者が警鐘
香辛料抽出物クルクミンは広範な評価試験でニセの反応を示す分子であると、注意を呼びかける論文が発表された。
-
「コモン・ルール」最終版は研究者寄りに
ヒト試料を扱う研究と臨床試験で米国政府が助成するものに適用される規則「コモン・ルール」。このたびの改訂では、焦点となっていた被験者保護の拡充が見送られ、プライバシーに関する懸念が広がっている。
-
表現型計測ロボットが植物科学を変える
植物科学研究では、より迅速で詳細なデータ収集を可能にするハイテク技術の導入が進んでいる。
-
ウイルスも会話する
細菌に感染するウイルスの一種は、祖先ウイルスからメッセージを受信し、それに従って宿主に対する攻撃法を決めていることが明らかになった。
-
簡便で正確な脳震盪診断法
小規模な研究から、音声合成装置で生成された「ダ」の音声を聞かせるだけで脳震盪(軽度の脳損傷)を判別できる可能性が示された。長期的な影響を評価する生物学的マーカーとしても利用できるかもしれない。
-
「ぶんぶんゴマ」が遠心分離機に
昔ながらの玩具「ぶんぶんゴマ」をヒントにした手動遠心分離機が開発された。血液サンプルの処理やマラリア原虫の分離を、電気なしで安価に行うことが可能だ。
-
細菌でプリオン様タンパク質を発見
これまで植物や動物などの真核生物の細胞でしか見つかっていなかった「プリオン」が、細菌でも見つかった。
-
EUが軍事研究に研究費助成
EUが軍事技術研究に研究費を助成し始めた。国際情勢の変化とテロの脅威に対応するためだ。
-
がんワクチン予測を競うアルゴリズムコンテスト
個別化がんワクチンとして有望な候補を絞り込むのに、予測アルゴリズムが役立つかもしれない。