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11億個の星の地図を公開
欧州宇宙機関のガイア計画が銀河系の星の地図データを初めて公表した。
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「オートファジー」の解明にノーベル医学・生理学賞
細胞の重要なリサイクル機構の研究を大きく進展させた大隅良典が、ノーベル医学・生理学賞を単独受賞した。
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2次元エキゾチック材料の理論にノーベル物理学賞
トポロジーの概念で奇妙な現象を説明した3人の理論家に贈られる。
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サルの「石器」が投げかける疑問
ブラジルに生息するオマキザルの一種には石を打ち割る習性があり、その結果生じる石の破片は、旧石器時代の人類が作った剥片石器によく似ていることが報告された。これは、考古学における石器の解釈にまさに一石を投じる発見かもしれない。
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ノーベル化学賞はナノマシンに
分子マシンの3人のパイオニアにノーベル化学賞が贈られる。
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現代人の免疫応答を左右するネアンデルタールDNA
欧州系集団とアフリカ系集団の免疫細胞を比較した2つの研究から、これらの集団間に見られる、感染に対する免疫応答の強さや自己免疫疾患への罹患リスクの違いが、ネアンデルタール人由来のDNAの有無によって説明できる可能性が示された。
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次のLHCを建設するのは誰?
ヒッグス粒子を発見した大型ハドロン衝突型加速器(LHC)の後継になる次世代の巨大加速器を、誰がどこに建設するのか。明確な見通しは立っていない。
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ゾウの進化史が書き換えられる?
絶滅したゾウのゲノムから、思いもよらない類縁関係が明らかになった。どうやらゾウの系統樹を再検討する必要がありそうだ。
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アルツハイマー病新薬候補で認知機能低下が鈍化
アミロイドβ仮説に基づくアルツハイマー病治療薬候補の小規模臨床試験で、認知機能低下の鈍化が観察された。現在、大規模な研究によりこの有望な初期データが裏付けられるか調査中である。
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クマムシ固有のタンパク質に放射線からDNAを守る作用
クマムシから発見された新規タンパク質をヒト培養細胞に導入すると、放射線耐性が向上した。
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37億年前の「生命の痕跡」を発見か
グリーンランドの岩石から発見された構造物は、37億年前の生物によって作られたものだとする研究結果が報告され、論争が巻き起こっている。
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人工ブラックホールで「ホーキング放射」を確認
実験室で作り出された「音のブラックホール」で、ホーキング放射に極めて近い現象が観察された。
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公開データは自由に再利用してよいか?
データをネット上に公開する科学者も、公開データを再利用したい科学者も、知的財産権について最低限の知識を持っておく必要がある。
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太陽系から最も近い恒星に、地球に似た惑星
プロキシマ・ケンタウリの周りを公転する地球サイズの惑星には、液体の水があるかもしれない。もしかすると生物もいるかもしれない。
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ヒトと動物の「キメラ」研究が米国で解禁に?
米国立衛生研究所は、ヒトと動物のキメラを扱う研究プロジェクトへ資金を提供する方向に動き出した。
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宇宙の謎を解くカギ、ニュートリノ
ニュートリノと、その反粒子である反ニュートリノが異なるふるまいをすることが確認されれば、現在の宇宙に反物質がほとんど存在していない理由を説明できるかもしれない。
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ジカ熱を相手に善戦するキューバ
キューバは、カリブ海地域でジカ熱の蔓延を何とか食い止めている国の1つだ。国民総出の地道な努力が成果を挙げている。
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HIVを広げる社会サイクル
遺伝学研究から、南アフリカでのエイズ流行が、いわゆる援助交際で助長されていることが明らかになった。
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風力・太陽光発電量予測に注力するドイツ
ドイツでは風力発電と太陽光発電の発電量が急速に増加しているが、これらの電源は不安定だ。電力の安定供給のため、ドイツは再生可能エネルギー発電量の予測システムの研究を進めている。
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地球外生命体の探し方
地球外生命体の存在を示す化学的痕跡とは何か。宇宙生物学の研究者たちが検討を始めている。