アーカイブ検索

キーワード

セクション

  • 科学研究に一層力を入れる中国

    中国で新たな5カ年計画が採択され、科学技術重視の姿勢がより鮮明になった。中国で2020年までに成長が見込まれる分野は、海洋学、脳科学、幹細胞研究だ。

    2016年6月号

  • 植物の進化を追う空前規模の種子保存バンク

    気候変動に応答して植物がどのように進化するかを調べるための種子バンクが米国で創設された。

    2016年6月号

  • 43万年前のヒト核ゲノムで判明した驚きの人類進化史

    43万年前の謎の旧人類シマ人の核DNAの配列が解読された。シマ人の正体が判明したのと同時に、現生人類とネアンデルタール人の種分岐が想定外に古かったことも分かった。

    2016年6月号

  • アルツハイマー病マウスで記憶が回復

    アルツハイマー病の患者でも記憶を形成できることを示唆する研究結果が発表され、新たな治療への期待が膨らんできた。

    2016年5月号

  • HDLコレステロールは本当に善玉か

    「HDLコレステロール値を上昇させれば心疾患のリスクを低減できる」という考えに反する遺伝学的研究結果が報告された。

    2016年5月号

  • 米国立がん研究所がモデル細胞株を刷新

    抗がん剤スクリーニングに長年広く用いられてきたモデルを、マウス体内で増殖させたヒト腫瘍細胞(PDX)に切り替える方針だ。

    2016年5月号

  • 「3人の親」を持つ胚の作製を米国専門委員会が支持

    ミトコンドリア置換の臨床試験を支持する報告書が提出された。ただし現状の連邦法の下では、関係当局がこの種の臨床試験を承認することはできない。

    2016年5月号

  • ティラノサウルス類進化の謎を解く新種か?

    ウズベキスタンで、新種の小型ティラノサウルス類の化石が発見された。その年代と特徴は、ティラノサウルス類が複雑な感覚系を進化させてから急激に巨大化したことを示唆している。

    2016年5月号

  • 指示されると責任を感じない

    権威に指示された人が抵抗なく他者に危害を加えることを示して物議を醸した「ミルグラム実験」の現代版でも、人が指示に従って行動するときには、自分の行為にあまり責任を感じないことが確認された。

    2016年5月号

  • 論文の追試結果を発表する学術誌が始動

    医学生物学分野の論文の再現性について報告するオンライン学術誌が創刊され、バイオテクノロジー企業が最初の論文を投稿した。

    2016年5月号

  • 生物学研究者よ、プレプリントの投稿を

    生物医学分野の研究論文原稿を、論文誌掲載前に研究者自身がオンライン公開することについて議論する会議が開かれた。

    2016年5月号

  • 半合成マラリア治療薬が市場で大苦戦

    市場への影響がほとんどなかったのは、アルテミシニンの供給過剰が原因だ。だが、需要の急増はいつ起こるか分からず、マラリア治療薬の安定供給には半合成アルテミシニンが欠かせない。

    2016年5月号

  • 重力波を初めて直接検出

    重力波は、時空の歪みが波として伝わる現象だ。この重力波を直接検出することに、米国を中心とする国際的な観測計画が初めて成功した。2つのブラックホールの合体で生じたとみられる重力波を捉えた。アインシュタインの予言が100年を経て確かめられ、天文学は重力波を通して宇宙を見る新たな時代に入った。

    2016年4月号

  • 汗をリアルタイムで分析できるウエアラブルセンサー

    腕に装着した状態で汗成分が分析でき、その結果をスマートフォンに送信できる、小型で曲げることも可能なプラスチックセンサーが開発された。

    2016年4月号

  • 老化細胞を除去したマウスは長生き

    老化した細胞を標的にすれば加齢関連疾患を治療できる可能性があることが、マウスを使った鮮やかな実験により証明された。

    2016年4月号

  • フランスの臨床試験で死者

    問題の薬剤の構造についての情報が極めて少なく、この臨床試験で何が起こったか、いまだに見えてこない。

    2016年4月号

  • 「マイクロプラスチック」がカキの生殖系に及ぼす影響

    プラスチックの微粒子「マイクロプラスチック」を体内に取り込んだカキは、生殖能力が低下することが実験で示された。プラスチックによる海洋生態系の破壊について、懸念がますます高まっている。

    2016年4月号

  • 太陽系に未知の巨大惑星発見か

    太陽系外縁天体の軌道の分析から、太陽系外縁部に太陽の周りを2万年かけて1周する大質量天体が存在する可能性が出てきた。この分析結果を発表したのは、太陽系外縁天体をいくつも発見してきた天文学者だ。

    2016年4月号

  • 遺伝子組換え作物の危険性を指摘する論文に不正疑惑

    遺伝子組換え反対派のウェブサイトなどで広く引用されている論文数本に、不正な画像改変などが見つかった。そのうちの1本はすでに取り下げられている。

    2016年4月号

  • メジナ虫症の根絶を阻むのはイヌ?

    体長80cmもの糸状虫が皮下を這い激痛を伴うメジナ虫症。根絶まであと少しという段階で、意外な伏兵が現れた。

    2016年4月号