アーカイブ検索

キーワード

セクション

  • 研究用チンパンジーはデジタルベースに

    生きたチンパンジーを使った実験を全廃することを決めたNIHは、チンパンジーたちの落ち着き場所を探しながら、死後の脳組織の保管とこれまでの研究成果のオンラインデータ化に向けて動いている。

    2016年2月号

  • 遺伝子ドライブの安全対策

    「遺伝子ドライブ」でゲノムが改変された生物が自然界に流出し拡散すれば、生態系に多大な影響が及ぶ恐れがある。この懸念を軽減させ安全性を高めるために、遺伝子ドライブの影響を封じ込める2通りの方法が開発された。

    2016年2月号

  • 神経回路操作実験の結果に注意!

    光や薬剤でニューロンを制御する研究手法は広く用いられているが、この手法で得られた結果と行動との関連は偽物かもしれない。光や薬剤が脳に予想以上の影響を及ぼしていることが示されたのだ。

    2016年2月号

  • ゲノム編集ブタ、ペット販売へ

    中国BGIがゲノム編集で作出した研究用の「マイクロブタ」が、ペットとして発売されることになった。

    2016年1月号

  • 彗星で大量の酸素分子見つかる

    欧州宇宙機関(ESA)の探査機が訪れているチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星で、酸素分子が大量に見つかった。この発見により、太陽系形成理論に再検討が必要になるかもしれない。

    2016年1月号

  • 細胞内に潜む耐性菌に効く、新方式の抗生物質

    黄色ブドウ球菌の一部はマウス細胞内に隠れて存在することで抗生物質による治療に耐性を示すが、これを殺菌できる抗体–抗生物質抱合体が報告された。

    2016年1月号

  • 「超遺伝子」で決まるエリマキシギの恋のアプローチ法

    エリマキシギの雄には、雌を獲得する方法が異なる3つの型があり、それぞれ外見も異なる。どの型になるかは125個もの遺伝子が連なった長いDNA領域の内容によって決まる。

    2016年1月号

  • 筋ジストロフィーモデルの子犬を救った予想外の変異

    この犬に見つかったある遺伝子の変異から、筋萎縮を防ぐ新しい治療法が見つかる可能性がある。

    2016年1月号

  • 炭素を大気から取り出す技術が事業化目前

    大気中の二酸化炭素を直接捕捉して資源として再利用することは不可能ではないが、事業化はコスト面から困難だとみられていた。このほど2つの企業が、炭素捕捉・再生を行うプラントの拡大と改良を発表した。

    2016年1月号

  • 学問の自由を脅かすロシア大統領令

    大統領令を受け、ロシア最大の名門大学の生物研究所で、「全ての研究者は、論文を発表する前に情報機関に原稿を提出し、承認を受けなければならない」という指示が出された。

    2016年1月号

  • 生命科学界の頭脳が続々とテクノロジー企業へ

    グーグル社などの巨大テクノロジー企業が、ヘルスケア事業参入のために生物医学分野の一流研究者を引き入れている。

    2016年1月号

  • 細菌から新しい遺伝子カッター発見

    CRISPR系を持つ細菌に、CRISPR/Cas9系の難点を解消し得る新酵素が見つかった。

    2016年1月号

  • 抗がんウイルス製剤が間もなく市場に

    がん治療薬として米国で初めて、ウイルス製剤T-VECが承認された。欧州もそれに続くとみられる。

    2016年1月号

  • クラウドソーシングで掘り当てた未知の初期人類

    南アフリカの洞窟で未知の化石人類のものと思われる大量の骨が発掘された。このプロジェクトを率いる古人類学者は、ソーシャルネットワークを使って協力を呼び掛けることで発掘時から作業を進めてきた。 現在は、化石データを公開して研究者らの意見を求めている。

    2015年12月号

  • 成長ホルモン療法の患者にアルツハイマー病の恐れ

    死後脳由来のヒト成長ホルモン製剤の投与を受け、クロイツフェルト・ヤコブ病で亡くなった患者の脳内で、アミロイド斑が見つかった。この製剤を注射したことが原因でできた可能性が示唆されるという。

    2015年12月号

  • 小児への脳刺激の有望性と懸念

    学習障害のある小児の脳を電気刺激する試験が行われ、有望な結果が得られた。その一方で、安易な使用などによるリスクの増大が懸念される。

    2015年12月号

  • ニュートリノ振動の発見にノーベル物理学賞

    ニュートリノの変わり身の謎を解いた2人の物理学者がノーベル物理学賞を受賞した。

    2015年12月号

  • DNA修復の研究者3氏にノーベル化学賞

    DNA重要な3つの修復機構である塩基除去修復、ヌクレオチド除去修復、ミスマッチ修復の仕組みを明らかにした3氏が、化学賞を共同受賞した。

    2015年12月号

  • 86もの流星群を発見したCAMS

    監視カメラを何台もつないだ「全天流星監視カメラ(CAMS)プロジェクト」により、これまで知られていなかった86の定常流星群が流星群カレンダーに加わった。

    2015年12月号

  • 顧みられない熱帯病の治療薬を開発した3氏に医学生理学賞

    寄生虫感染症の治療薬を発見した業績で、3人が共同受賞した。中国人研究者の受賞は初。

    2015年12月号