Brief Communication 多発性硬化症:KIF1B遺伝子座の遺伝的な多型は多発性硬化症へのなりやすさに影響している 2008年12月3日 Nature Genetics 40, 12 doi: 10.1038/ng.251 多発性硬化症(MS)との関連がみつかっている遺伝子座はすべて免疫機能に関係している。ゲノムワイド関連研究(GWA)により新しい遺伝子座が同定され、2,679人の患者と3,125人の対照群で、再現できたことを報告する。KIF1B遺伝子に位置するrs10492972[C]多型はオッズ比1.35(P=2.5X10-10)で関連が示された。KIF1B遺伝子は神経系で発現しており、長期的にみれば、おそらくMSに特徴的な不可逆的な軸索の喪失にかかわっている。 Full text PDF 目次へ戻る