Brief Communication 尿管閉塞:尿プロテオーム解析による新生児先天性片側腎盂尿管移行部狭窄の予後予測 2006年4月1日 Nature Medicine 12, 4 doi: 10.1038/nm1384 本論文では、新生児腎盂尿管移行部(UPJ)閉塞患者について、どの患者が外科的処置を必要とする閉塞にまで進行するかを予測するために、尿中に存在するポリペプチドの分析をおこなった。我々は、閉塞の重症度の診断を可能にする複数のポリペプチドを同定し、前向き盲検試験で収集した尿を用いて、これらのバイオマーカーの有効性を確認した。これらの非侵襲的なバイオマーカーを用いることにより、UPJ閉塞の見られる新生児で臨床症状の発症を、数か月前に94%の精度で予測することができた。 Full text PDF 目次へ戻る