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癌の標的療法:成功の裏で痛む心臓
Nature Medicine 12, 8 doi: 10.1038/nm0806-881
チロシンキナーゼ阻害剤は癌の治療薬としての成功で一躍脚光を浴びたが、心臓毒性という副作用をもつ点が悩みの種でもある。この種の阻害剤の1つであるメシル酸イマチニブ(商品名「グリベック」)に関して、心臓損傷を引き起こす機構が明らかになった。