Letter

アルツハイマー病:血漿シグナル伝達タンパク質に基づくアルツハイマー病臨床診断の分類と予測

Nature Medicine 13, 11 doi: 10.1038/nm1653

アルツハイマー病に対する分子レベルの検査は、よりよい処置や治療につながる可能性がある。我々は、アルツハイマー病患者と対照群からの盲検試料を90%に近い正確度で分類するのに使える18種の血漿中シグナル伝達タンパク質を見出した。また、これらを使って、軽度認知機能障害の2−6年後にアルツハイマー病に進行した患者を同定できた。この18種のタンパク質の生物学的解析によって、アルツハイマー病の前徴症状で見られる造血、免疫応答、アポトーシスおよびニューロン保護の全身的な調節異常が示される。

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